英単語の暗記、語彙力のアップと言うと、市販の英単語帳を使って、毎日コツコツと勉強することをイメージすると思います。
ただ、中学校レベルの英単語と文法力があれば、市販の単語帳に頼らないでボキャブラリーを増やす方法があります。また、楽しみながら自然に英語のボキャブラリーを覚えることができるので、英単語の暗記が苦手ない人には、おすすめの方法です。
どのように英語の勉強をすれば、自然にボキャブラリーを増やすことができるのでしょうか?
市販の英単語帳を使わないで、ボキャブラリーを自然に増やす方法を紹介したいと思います。
ちなみに、こちらで紹介するボキャブラリーの増やし方を実践をしている方や、もう知っている方もいるかと思います。
ただ、最後に自然にボキャブラリーを増やす際にの心構えや注意点、上手くできなかった方へのアドバイスもお伝えしています。こちらで紹介している方法を知っている方でも、最後までお付き合いしていただけたらと思います。
英語のボキャブラリーを自然&簡単に増やす方法
英単語帳に頼らずに自然にボキャブラリー増やすおすすめの方法は、洋書やペーパーバックをたくさん読むことです。
「えっ!?初心者で、いきなり洋書を読むのはハードルが高すぎるよ!!!」
と、思う方もいるかもしれません。
ただ、洋書の中には簡単な語彙で書かれている本もたくさんあるので、英語の初心者のあなたでも簡単に読むことができます。
初心者におすすめの洋書はグレーデッドリーダーズ
大きい本屋さんに行くと、様々な洋書&ペーパーバックがラインナップされていますが、英語初心者の方にオススメなのは、ケンブリッジ大学出版局が手掛けている洋書グレーテッド リーダーズ(Graded Readers)というシリーズです。
このグレーテッド リーダーズ(Graded Readers)と言うのは、英語学習者の中では同じにも洋書シリーズなんですが、語彙力や文法力によって、洋書のレベルが7段階から分かれているんですよね。
なので、自分のレベルに適した洋書・ペーパーバックを見つけやすくなっています。
また、このグレーデッド リーダーズ(Graded Readers)の優しいレベルは、本の中にでてくる英単語数が1000語程度で中学生レベルとなっているため、とっつきやすいのも魅力の一つですよ。
洋書を読む時の3箇条
また、次のことを心掛けると、洋書・ペーパーバックを読むのに慣れていない人でもストレスなく楽しむことができると思います。
★洋書を読む時の3箇条★
- 辞書は引かない
- わからないことは読み飛ばす
- つまらないと感じたらすぐに止める
知らない英単語がでてきるたびに辞書を引いていたら、読書の流れた中段されてしまい、読書自体を楽しめないですよね。
すべて読み終わった後に気になった英単語を5個~10個程度ピックアップして、覚えるのは良いです。
ただ、読書をしている時は、6~8割くらい理解できたらOKくらいの感覚で、洋書やペーパーバックを楽しむのが良いと思いますよ。
理想は1日1時間の読書
それでは、どのくらい洋書やペーパーバックを読むのがよいのでしょうか?
通勤や通学時間などを使って、1日1時間くらい洋書やペーパーバックを読み進めていくのが理想のペースです。
最初のうちは、洋書を1時間読書すると頭が非常に疲れると思いますが、1ヶ月~2ヶ月くらいすると、英語のインプットにも頭や身体も慣れてくると思います。
まずはできるだけ簡単な洋書やペーパーバックを選んで、洋書の読書に徐々に慣れて行くのもよいかもしれませんね。
洋書リーディングは自然に英単語が増えていくけど、注意点も…
英単語の暗記と言うと、DUO2.0やターゲット1900などの英単語帳を使って、毎日1時間、洋書・ペーパーバックを読み続けると、自分でもビックリするくらいボキャブラリーが自然に増えます。
ただ、洋書・ペーパーバックを読んでいると、語彙力などの影響で、話の内容がなんとなく分かるけど、何となくわらかない…。と言った感じの読後感が悪さというか、消化不良感が心の中に残る場合があるんですよね。
私もそうなのですが、この中途半端な消化不良感が嫌いな方や洋書の内容をしっかりと楽しみたい方は、英単語を集中的に勉強してから、洋書やペーパーバックを読み始めた方が楽しめるかもしれませんよ。
★ミリオン・ボキャメモリー★
カナダやオーストラリアに留学をして良かったと思うことの一つが、英単語帳などでは学ぶことができないネイティブの人が使っている英単語を身に着けることができたことです。
例えば、”dig in”という英熟語。
この”dig”と言うことは、穴を掘るという意味の英単語なのですが、”dig in”は、「穴をほるようにむしゃむしゃと食べる」というところから連想をして、「(元気よく)食べる」という意味になるんですよね。
また、「さあ、食べ始めましょう!」や「さあ召し上がれ!」と言う意味で、
Let’s dig in.
と言うフレーズもあります。
私がこの「Let’s dig in.」 と言う言葉を始めてきいた時には、「へ~~、こんな言い回足もあるんだ~」と感心をして、すぐさま常に持ち歩いていた英単語ノートに書きこんだことを覚えています。
私がそれまで知っていた「食べ始めましょう!」というフレーズは、「Let’s eat」だけだったので…。
また、「hang out with」という英熟語も、留学中に学んでよく使っていたフレーズの一つです。
この「hang out with」と言う単語は、「誰かと一緒に街をブラブラする」と言った意味で使用します。
ちなみに、この「hang out」をくっつけて、名詞のように使うと、「たまり場」と言った意味になります。
例)Where is your hangout?
と言うと、「君のたまり場はドコ」から派生をして、「君は普段、どこでよく遊ぶの?」と言った感じの意味になります。
海外留学を否定する人の中には、「日本にいても英語を勉強することができるから、海外留学をしも意味ない」と言う人もいます。
私も実際に留学をしていた時も、日本人ばかりでつるんでいて、ずっと日本語を話していて、「なぜ海外留学をしたんだろう?」と疑問に思う人も何人も見かけました。
中には学校にこないで、学生ビザの資格がなくなって、日本に帰国せざるえない人もいましたし…。
ただ、逆に海外の大学に行きたい方などは、日本人とつるむ暇がないほど一生懸命勉強をしている人もたくさんいました。
一生懸命勉強をしていた人たちは、日本人同士でつるんでのほほんと過ごしていた人たちとは比べ物にならないほど英語が上達していました。
かく言う私も、日本では勉強することができない現地の専門学校に行きたかったため、バイトをしながら、毎日、朝の3時くらいまで必死に勉強をしました。
私自身、日本人のコミュニティーに入っていませんでしたし、日本人が多い飲み会などにはいかなかったため、同じ語学学校の日本人からは、「〇〇くんって、付き合い悪いよね~」なんて言われていましたが…。
また、専門学校に行ったら行ったで、私以外全員、クラスメイトは英語圏の人たちだったので、授業についていくのも大変でしたし、宿題も毎日多くて、ほぼ徹夜で宿題を終わらせたこともありました。
専門学校に行っている時は、メチャクチャ大変で、「この学校に入学しなければよかった…。」と思うことも多々あったのですが、今思い返せば、この時の必死に勉強をした経験が、大変な経験のおかげで、精神的にかなり強くなったと思います。
また、自分が就きたいと思っていた仕事にも付けていますしね^^
海外留学は意味がないなんていう方もいますが、自分の考え方や行動しだいで、日本ではなかなか出会えない英語に出会うことができます。
また、日本では経験できないくらい貴重な体験をすることもできます。
(もう一度、同じ生活をしろ!と言われても、二度としたくありませんが…)
結局、海外留学をして何を学ぶか、何を身につけるかは、自分次第ってことですね^^
今はコロナの影響でなかなか海外留学をすることができませんが、せっかく海外留学をするのなら、日本人同士でつるむのではなく、どっぷりと英語圏の生活につかるのも良いと思いますよ。
そうすると、日本では絶対にできない貴重な体験ができると思いますよ。